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Helpfeelがグッドデザイン賞を受賞~受賞までの道のりと裏側を公開~

河端 歩未
マーケター

こんにちは!Notaで、広報/マーケティングを担当している河端です。
私は2021年3月末に前職(発刊から50年以上続くBtoBの経営専門メディア)を退職し、4月1日からNotaにjoinしました。
まったく畑違いの会社から転職した私に、join翌日、大きなミッションが言い渡されました。「Helpfeelでグッドデザイン賞を狙いたいんだけど、河端さん、進めてみてくれる??」

正直に言いますと内心びっくりしましたが(笑)、ありがたいことに、Notaのスタッフはみなとても親身になって協力してくれる人ばかり。新米の私でも一人で抱えることなく進めることができて見事Helpfeelは2021年グッドデザイン賞を受賞しました!

グッドデザイン賞「Helpfeel」掲載ページ
https://www.g-mark.org/award/describe/52846?token=GBfjDZe7ub
審査員からの評価

様々なサイト内にあるFAQ検索の精度の低さに着目し、キーワードから「質問」を予測するという発想の転換で素早く知りたい情報にたどり着けるユーザーインターフェイスを実現している点に独自性がある。独自のアルゴリズムは、導入のしやすさにも工夫がなされており、既存の対話型AIチャットボットに比べて、質問を探すという目的に特化したことで、高精度かつ軽量で高速な予測表示を実現している点でも優れている。
受賞トロフィーと、賞状をもつHelpfeelエンジニアのdaiizさん

無事受賞できたとはいえ、どうすればHelpfeeⅼの良さを伝えられるか?に知恵を絞った日々でもあります。
特に、準備や制作周りではデザイナーのyamadaさんとtakeruさんが中心になってくださいました。
この記事では、なぜHelpfeelはグッドデザイン賞を受賞できたのか?準備まわりで大変だった点や工夫した点などについてyamadaさんとtakeruさんと振り返りをした様子を座談会形式でお伝えします。

目次

  • グッドデザイン賞の選考スケジュール
  • なぜHelpfeelはグッドデザイン賞を受賞できたのか?
  • 1.「プロダクトの良さをどう伝えるか」を工夫
  • 2.「Helpfeelで便利になる」ストーリーを視覚的に訴求
  • 改めてHelpfeelというプロダクトの魅力を社内・社外で認識するきっかけに

▶2021年グッドデザイン賞応募~受賞までの選考スケジュール

  • 4月1日(木)応募受付開始~5月26日(水)応募受付締切
  • 7月2日(金)1次審査結果通知
  • 8月17日(火)〜19日(木) 2次審査①展示審査-@愛知県国際展示場
  • 8月18日(水) 2次審査②ヒアリング審査
  • 9月2日(木) 2次審査結果通知
  • 10月20日(水) 受賞発表
  • 詳細はこちら
    https://www.g-mark.org/guide/2021/guide2.html#guide2-2
左上takeruさん、右上yamadaさん、下kawabata
  • takeruさん:2015年入社。メーカーでハードウェアデザイナーを経てNotaではwebサービスのUI/UX周りの開発を担当。
  • yamadaさん:2021年入社。IT業界を経てフリーランスに。その後Notaではマーケチームのデザイン周りを担当。
  • kawabataさん:2021年入社。出版業界を経て、Notaの広報/マーケティングを担当。

「プロダクトの良さをどう伝えるか」を工夫

kawabata 4月にグッドデザイン賞の受賞に向けて準備することを決めて、10月に受賞が発表になりましたね。1次審査(テキストや資料提出)が5月、2次審査は8月に名古屋の展示ホールで実物展示をしたわけですが、準備周りで大変だったことはありますか?私はjoinしたてだったので、1次審査の素材集めをする際にも、そもそも「誰に何を聞いたらいいか」、「Helpfeelとは」、という基礎的なキャッチアップのところからだったのですが、お二人はいかがでしたか?

takeru 僕はグッドデザイン賞の在り方をまず認識するところから始めた感じです。一般的にデザイン賞って「見た目」を審査されると想像しがちだけどグッドデザイン賞の場合は少し違って基準の幅が広いので、何を審査されるのかという認識を合わせることが結構大変だったと思いますね。 特にグッドデザイン賞の審査の考え方や評価軸をみると、これまでクライアントへ訴求してきた言葉とは違った形で表現する必要があると思いました。たとえば、Helpfelelの場合は実際に使用するエンドユーザーにとってどのような良さがあるのかや、Helpfeelがあることで何が解決されるか、等これらをきっちりと明示する必要があると思いました。そのあたりの表現や言葉の意味とかストーリーをどう作っていくのかを考えるところが大変だったかなと思います。

参考:グッドデザイン賞 審査の考え方

kawabata 見た目の優劣を競う選考ではなかったですよね。私も最初は勘違いをしていてあとから気が付きました。Helpfeelは「人間の質問表現に即したFAQ」というコンセプトなので、人間的視点や社会的視点でもしっかりと良さを伝えたらグッドデザイン賞は取れるはず、と思っていました。でも、どう表現するのがベストなのか?に悩みましたよね。1次選考では、Helpfeelとはどういったものなのか、をテキストベースで書いたり、動画の提出などもあったので、どういった要素をチョイスすべきか悩みました。ここの部分でtakeruさんにすごく助けられました。takeruさんがHelpfeelのストーリーを考えるうえでの素材や参考にしたものはありますか?

takeru 『Helpfeelが何たるか』、というところは社内のScrapboxで検索すると営業資料やセミナー関係の資料や動画が元々揃っていたので参考にしました。素材はそこから集めた上で、審査上のポイントを考えてScrapboxでまとめ、yamadaさんにも連携しましたね。

yamada 「世の中の問題を新しい方法で解決している製品が受賞している」や「売れてるとかすごい技術とかではなく、“世界が抱えている問題を解決している”ことをキッチリアピールするのが大事」、など、グッドデザイン賞との向き合い方をtakeruさんがまとめてくださったので2次審査の展示パネルをデザインのヒントになりました。

「Helpfeelで便利になる」ストーリーを視覚的に訴求

kawabata yamadaさんに作っていただいた2次審査用のパネルは、Helpfeelがある世界では課題がこのように解決できます、というストーリーが視覚的にも伝わる素晴らしいデザインでした!制作上での苦労などを教えてください。

yamada 実は社内でフィードバックをもらう前日まで、なかなかしっくり来なくて、デザインラフを家の壁に貼ってみたりしながら夜遅くまで悩んでいました(笑)。最初にデザインしたときは、アピールポイントが多すぎてたくさんの要素を入れてしまったのですが、作ってみたら結局何が言いたいのかがわからない、という感じになってしまったんです。意識したのは、「Helpfeelがある世界」と「Helpfeelがない世界」に分けて伝えること。たとえばセールスチームであれば大手企業様に導入いただいています、といった情報は導入検討企業に刺さると思うんですが、そういったアプローチはあえて削り、世の中にはこんな困りごとがありますよね、でもHelpfeelを使うとこんな風に人々が便利に過ごせます、ということがイメージできるようなデザインにしました。

kawabata Helpfeelカラーを意識した黄色も良いですよね。私とtakeruさんで、愛知の展示会場に設営に行ったんですが、数ある展示のなかでも目立っていたように思います!

yamada  ありがとうございます!2次審査の会場では、審査員の方にPCやスマートフォンを使ってHelpfeelを触っていただく想定だったので、実際に検索してもらいやすいように、机の上に敷いたパネルには具体的なキーワードを書きました。ここはサービスマネージャーの宮崎さんに相談して、ふさわしい検索キーワードを教えてもらいました。PCやタブレット、スマートフォン等をkawabataさんに早めに手配してもらい、2次審査の前に実際にパネルやPC等の設置テストをtakeruさんとしてみたりもしましたね。

京都オフィスでの設置テスト
yamadaさんが引いたスケジュール。悩んだとおっしゃっていましたが、実際はラフから入稿までを1週間で終わらせるという爆速の速さでした。


kawabata 2次審査には、必要な電源の詳細(電圧、電気使用量、コンセント数等)をあらかじめ申請する必要があって、どのくらい使うのものなのか、最初は見当もつきませんでした。ブースのサイズも最後まで1小間にするのか2小間にするのか迷いましたよね。レンタル機器もこれでスペックは足りているのか?等も不安で、細かな準備物は手探りで何度も確認しながら進めました。

yamada 直前にkawabataさんと2人で最終確認をしましたが、「全部細かくチェックしてミスを見つけたら落ち込むだけなのでシュッとチェックして終わりにしよう」と2人で話ましたよね(笑)

kawabata そうですね(笑)。それくらい準備周りもやり切ったという気持ちでしたね。当日の審査は愛知で行われたのですが、実はNotaにjoinして初めてリアル対面したのがこの時で、最初に会えた人はtakeruさんでした!直接お会いできて感動しました!!対面早々、パネルやPCなど大荷物を京都から持ってきていただいたことに申し訳なくなりましたが・・・(笑)。

2次審査会場の様子と実際の展示。搬入にも長蛇の列が。
takeruさんがパネルやPC等大荷物を持って会場入りしてくれました。

改めてHelpfeelというプロダクトの魅力を社内社外で認識させるきっかけに

kawabata 9月にグッドデザイン賞受賞の内定連絡があり、10月に発表となりました。事務局から内定連絡があったときにはホッとしたことを覚えています。Helpfeelなら受賞はできるはず、という自信はあったので、自分のたちの伝え方は決して間違っていなかったんだなと思いました!

takeru そうですね。これまではスタートアップ特有の受賞歴はありましたがグッドデザイン賞は大手企業も含めた日本全体のアワードなので、プロダクト全体の仲間入りができたように感じて嬉しかったですね。『スタートアップが作ってる新しいプロダクト』ではなく、『第三者に認めらた素晴らしいプロダクト』だと表せるようになり良かったなと思いました。

yamada とても良いプロダクトであることは自分自身も思っているし会社のみんなも思っているなかで、その良さを伝えられるかどうかに結構不安がありました。プロダクトの良さがしっかりと伝えられ、受賞という結果として認められてすごく良かったです。受賞できたことで、今までのやり方で良かったんだと思い、とても安心しました。それに、みんなでわいわい準備できてすごく楽しかったです!

kawabata それは私も思います。私はjoinして間もなかったので、このグッドデザイン賞を通じて色んな部署の方とお話したりご協力いただく機会があって嬉しかったですし、結果的にプロダクトに対するキャッチアップも早くなったと思います。今回の選考を通じて改めてHelpfeelは素晴らしいプロダクトだという想いも強くなり、Helpfeelに関われる嬉しさを感じました。

takeru 個人的には普段はなかなか表に出ることがない開発チームのakiroom(https://notainc.com/team/hiroki) とdaiiz(https://notainc.com/team/daiiz)  の名前がこういうところに出たことが良かったなと思っています。あとは、社内のSlackでもシェアされていましたけど他社の方からたくさんのお祝いメッセージをいただいて本当に嬉しかったですね。

kawabata そうですね。最近は、「貴社のシステムは2021年度のグッドデザイン賞にも輝いたすばらしい製品とのことで、ぜひ一度お話をお伺いしたいです」と興味をもってくださるお客様もいらっしゃいますよね。もともとHelpfeelのことを知らなくても信頼感のあるプロダクトだ、と見ていただけることが嬉しいですし、Helpfeelの良さやNotaの良さを知っていただくきっかけになったら嬉しいですね。
お2人とも今日はお話を聞かせてくださってありがとうございました!


3人でおしゃべりした会話を元に記事にしてみましたがいかがでしたでしょうか?
Notaのワイワイ感に共感いただけた方、Helpfeelに興味をもってくださった方は、ぜひ採用サイトよりご連絡ください!


採用サイト: https://notainc.com/ja/recruit
明日は営業の江口さんがHelpfeelの営業と営業組織について書いてくれます!お楽しみに!

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